不思議その一酒司(さけつかさ)

神世の時代、「刀自」という位の高い女性が生米を口の中で噛み、だ液の力でお米を発酵させていました。 「播磨風土記」にはお米を麹にしたのは播磨の国「一の宮」であり、「日本酒発祥の地」と記されております。 「酒司」はこんな古代に想いをはせ、古代の製法通り大カメの中に原米と麹を入れて古代酒を再現しております。




不思議その二
千姫の手水鉢(せんひめのちょうずばち)

元々この手鉢は、姫路城西の丸にあったとされ、別名「千姫の手水鉢」と言われていました。 明治の初め姫路城が新政府に明け渡されたとき、市中に出まわったものを姫路最古の料亭「森重」(嘉永元年創業)の主人が入手し、当代の主人の御好意でここにすえております。


不思議その三万葉の清水(まんようのしみず)

むかしむかし、この地は大川の中州でした。その古代の大川「飾磨川」は姫路城築城と共に姿を消しましたが、今もこの伏流水が脈々と流れており、この豊かな「万葉の清水」が灘菊の酒造りに命を与えています。 又、「手柄」の地はこの地方で最も早くから稲作が行われたところで、「手刈」(石バサミで稲穂の先をすき取る古代の稲刈り方法)から名付けられたと伝わっております。


不思議その四主のかくれ家(あるじのかくれが)

酒蔵の建ち並ぶ一角に不思議な場所がある。人知れず夜明け前に酒を作っているのとはなんとなく違うような…ひょいとのぞいて見ると、「豆腐」を作っておるではないか!主自らして。 主いわく、「豆腐はお酒の恋女房」。古くて新しい豆腐づくり精を出す主の自慢は「ざる豆腐」と「豆腐の酒粕漬け」。


不思議その五目薬官兵衛の木(めぐすりかんべえのき)

姫路城主、黒田官兵衛の祖父は備前福岡で刀鍛冶に秘伝の目薬「珍珠膏」を与え、大変評判となり、この地の豪族になりました。官兵衛は秀吉の軍門に下るや姫路城を秀吉にゆずり、「中国攻め」の拠点とし、備中高松城水攻めを秀吉に進言、そして「本能寺の変」がおきると、自らしんがりをつとめ「中国大返し」を成功させました。戦国時代を常に先を見る眼と智略で行きぬいた、まさに「目薬官兵衛」と言えます。


不思議その六プォ〜!いざ「窯蔵」

備長炭にとりつかれた灘菊の主。 炭鍋専門店「前蔵」と、「ろーすと窯専用の蔵」をつくっちゃいました。 「炭鍋料理」と「ろーすとびーふ」をぜひ御賞味ください。


不思議その七大返しめし(おおがえしめし)

戦国時代の奇跡の大作戦「中国大返し」は、一万八千余の大軍が昼夜をわけず川を渡り山を駆け、備中高松城から姫路城までを二日間で走り抜けました。この鉄人達のスタミナの素を「大返しめし」と名付けて酒蔵に蘇らせました。 「食の鉄人」の皆様に味わっていただきたくご用意しました。