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美味い酒を造る際に気を使っていること

1.なによりも、安全第一

酒の仕込みは朝が早く、また麹造りは昼夜を問わずきめ細やかな作業が多くあります。そのため蔵人は繊細な感覚が必要とされます。
仕込みは、米の収穫が終わった秋から始まり、冬から春にかけて仕込みます。一度仕込が始まると、期間中の6か月は途中でとめることができないため、蔵人たちは体力と集中力が求められます。そのため作業中の安全・健康管理は最も重要とされます。杜氏は蔵人の健康状態・安全を優先に考え、適度な休息とマメなコミュニケーションを通して、酒造り全体の運営に努めます。
2.地元の米・蔵の地下水・地元の人で醸す

地元の米・蔵の地下水・地元の人で醸す。
これこそが灘菊の味のオリジナリティと考えています。

3.酒造りを楽しむこと

複雑で体力を必要とされる酒造りの中で、作業ばかりに捉われず「酒造りを五感で楽しむ」ことに重きを置いています。

酒造りは麹菌・酵母菌など自然の力を借りて行います。毎年、気候の微妙な差や米の出来具合によって発酵の様子は変わります。麹菌・酵母たちの動きを繊細に感じ(発酵の音や見た目で判断)、彼らの働きやすい環境に整えてやることが私たち蔵人の重要な仕事です。五感をフルに使い酒造りが楽しめるよう心掛けています。

川石 光佐 プロフィール
  • 蔵元の三女として生まれる
  • 賢明女子学院高等学校 卒業
  • 東京農業大学農学部醸造学科 卒業
  • 南部杜氏 鎌田勝平氏のもとで3年間修行
  • 平成16年 酒造年度より杜氏就任  現在に至る
厚生労働大臣認定 酒造技能士1級合格
社団法人 南部杜氏協会主催 杜氏試験合格
(女性では全国3人目 西日本では初めて)