麹おもしろい
酒蔵告知板
酒小話
 
灘菊通信


三代目の酒造り


初代 川石酒造作。手柄山の造り酒屋の三男として生まれ、明治43年に独立して同じ手柄村内で清酒の醸造を始めました。半仕舞い、小仕込みの丁寧な造りでした。

二代目 川石幸作。家業を継いで順調に商いを伸ばし、昭和39年に播州地方で最初に鉄筋5階建ての甲蔵(きのえくら)を建造して三季醸造の大きな仕込みを始め、姫路の地酒の37%のシェアーを占めるに至りました。ひとまずは目標達成です。

三代目 川石雅也。五十路にかかってから毎日蔵に入り酒造りの修行を始めました。南部杜氏 鎌田勝平と組んで芽が出てきました。初代、二代の歩みを踏まえながら創業の頃の造りに改めて目をやり、大仕込みに並行して500kgの小仕込みで丁寧に造り、念入り貯蔵し、美味くなった酒を飲み頃に飲んでいただく。そのために、甲蔵に木造の小さな発酵室と大きな冷蔵庫も設備しました。丁寧に酒を造る。そして、美味しいと飲んでいただくところまでもっていく。ここで初めて再生産への道が拓けるという次第です。


三代目の心意気を映した酒を世に出す日が来たようです。
川石酒造作川石幸作