こだわりの酒造りから生まれる酒粕
より高品質な酒造りを目指し、平成6年から500kgの小仕込み生産を開始。現在年間200石(1.8L瓶で2万本)製造しています。伝統的な手造り製法のため、製造量に限りはありますが、丹精込めて丁寧に仕込んでいます。米洗い・麹などの各工程は手作業で、一つ一つの作業を大事に進めています。 特に最終段階の「しぼり」は、昔ながらの「槽型30段しぼり機」(ヤエガキ式)を使用しています。通常のしぼり機では半日で仕上がるところ、このしぼり機では3日間をかけじっくりしぼります。出来上がる量は通常より約10%程少なくなりますが、ピュアで透明感のあるお酒に仕上がります。手間隙かかるため、吟醸酒などの高級酒のみに用いられることが多いですが、弊社では全量をこのしぼり機を採用しています。 酒粕は通常よりふっくらと厚みがあり、味香りともに美味しい酒粕になります。