商品説明
          
           
灘菊酒造の創業者の弟であり、「フランス柔道の父」と呼ばれた川石酒造之助。
彼が大切にした「技を磨き、心を磨く」という精神は、いまも私たちの酒造りに息づいています。
その理念を受け継ぎ、"酒米のダイアモンド"と称される兵庫県産「愛山」を45%まで磨き、伝統の袋しぼりで一滴ずつ丁寧に仕上げた純米大吟醸が「プレミアム柔道」です。
柔らかな旨味と透明感のある余韻が調和した上質な味わい。"柔"と"剛"が融合した、灘菊渾身の一本です。
 
令和七年度は限定100本のみの特別仕込み。昨年度(令和六年度)分は早々に完売いたしました。ぜひこの機会に、大切な方への贈り物や一年のご褒美としてお楽しみください。
甘口 ☆☆★☆☆ 辛口
味わい:すっきり軽やか
香り:白桃のような香り
おすすめ温度:冷や◎
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
米の品種:愛山
精米歩合:45%
アルコール度数:15度
保存方法:常温可冷蔵(品質保持のため10〜15度の保存がおすすめです)
 川石 酒造之助(1899-1969)
川石 酒造之助(1899-1969)
灘菊酒造・創業者
 川石酒造作の末弟。
旧制姫路中学校(現 兵庫県立姫路西高等学校)、早稲田大学を卒業。
東京都庁勤務を経て予てから志望する政治家を目指して米国・コロンビア大学へ留学。
早速、ニューヨーク日本人会で柔道を教えた。
次いで英国に渡りオックスフォード大学とイギリス陸軍に柔道を指導。さらに仏国に移り住み、パリの中心部に道場を開設して柔道の普及に努めた。
最初の弟子はラジウムの発見でノーベル賞を受賞したキュリー夫妻の娘婿 フレデリック・ジョリオ=キュリー、後にフランス柔道連盟会長となるポール・ボネモリなど。
「ma methode de JUDO」(川石方式柔道教書)を著し、スポーツとしての柔道、その技を分類して番号化、七色の帯などの工夫を重ねてフランス柔道界の発展に尽くし、世界の柔道王国フランスの基礎を築いた。
昭和44年、パリで客死(享年69歳)。
パリ郊外ロバンソンの墓地に眠る。戒名 釈柔徹。仏柔道連盟は、KAWAISHI MIKINOSUKE Fondatcur du JUDO Fran ais(フランス柔道の父)としてその功績を称え、十段位を追贈し、毎年二月の命日には、縁の人々の墓参が今もって途切れることはない。